宇城市の石橋

宇城市には同じく熊本県の上益城郡山都町の通潤橋や下益城郡美里町の霊台橋のような壮大な石橋はありませんが、小さなかわいい石橋が点在し、中には今でも生活道として利用されている石橋もあります。
そのいくつかをご紹介します。ハイキングやサイクリングまたはドライブで石橋めぐりをしてみてはいかがでしょう。中にはみつけにくい石橋もあります。

 

薩摩の渡し

薩摩街道に架けられた薩摩の渡しは、文政12年(1829)に、種山村(現在の八代市東陽町)出身の石工・岩永三五郎の兄の嘉八によって築造されたと言われています。架橋当時の姿がそのまま残され、温かな町の情景を醸し出しています。

豊野町糸石

 

下鶴橋(安見橋)

浜戸川に架かる下鶴橋(安見橋)は、嘉永8年(1848)に架けられた、アーチの美しさが特徴の石橋です。石造りの欄干や親柱までが当時のまま残されており、その佇まいが周囲の景観に溶け込んでいます。
豊野町下鶴

 

 

山崎橋

小熊野橋に架かる山崎橋は、天保2年(1831)に架けられ、慶応2年(1866)に欄干が取り付けられたと言われています。堰きとめられた水面に美しいアーチが映りこむ情景は、古き良き眼鏡橋の情緒にあふれています。豊野町山崎

 

 

市来橋

谷口川にかかる市来橋は、江戸時代末期に数段の石桁を両側から順次に送り出し、持ち送りして、その上に長い石桁を渡して構築したと考えられています。これは非常に珍しい技法で、類例は山口県の平安橋のみとされています。平成5年に復元工事がなされました。豊野町下郷

 

 

三由橋

かつては鬼迫橋とも呼ばれた三由橋は、荒い石を使った力強く重厚な橋で、最近まで町道として利用されていました。
豊野町下郷

 

 

丸林橋

三由橋と同じ道路に架けられた丸林橋は、石組みの美しさが特徴で今も昔と変わらない端正な姿を見せています。
豊野町中間

 

 

新吹野橋

小川町北海東

 

 

 

塔之瀬橋

小川町南海東